男性保育士の育児日記

男性保育士による職場での出来事や、育児に関する事を書いた日記です。1年近く育児休暇を取った時の記録もあります。イラストは妻が描いています。

時限爆弾

育休中ではあるものの、仕事はしたくなくても園の子どもたちには会いたいのですよ。

年長の子たちが卒園する前には一度娘ちゃんを見せに行きたいなぁ〜と思っていて、でも感染者数は多いし、毎週休園しているしってことで全然行けずじまいだったのですが、もう卒園式も終わって残り数週間しかないので、南無三で行くしか無い!と思って園に「行っていいですか?」と連絡をしました。

そしたら「蔓延防止措置が解除されてからにして」とのこと。

来週以降か…再々延長になりませんように…!

 

今日の娘ちゃんは午前寝を少しした後は、退屈だったのかキャースキャースと奇声上げタイムに入ったのでお散歩へ。

お散歩ついでに昼時だったので、よし、外食チャレンジだ!ということで妻と娘と喫茶店に行きました。

今までは感染防止の観点と、子連れで行くことの気後れがあったので、娘を連れてお店に入ることはほぼしてこなかったのですが、今読んでいる「こんなに違う!世界の子育て」という本で、子どもと色々な所に一緒に行くのも素晴らしい事だよね的な文化の国の話を見て、影響を受けたというのもあります。

 

基本的に、外出すると大人しくなる娘ちゃん。先日ラーメン屋さんもクリアしたので、まぁ行けるだろうと思い行くことにしたのですが、喫茶店てなんかアレですね。

昔ながらの喫茶店なら社交の場というか賑やかにお喋りしていても問題ないような、ファミレス寄りな雰囲気の物だと思っていたのですが、今の喫茶店てカフェ寄りと言いますか、図書館寄りと言いますか…めっちゃ静かだったんですよね。

 

パソコン持って仕事をしているような人が沢山いて、食器の音と厨房の音とタイピングの音だけが響いているような空間に、さっきまでキャースしていた娘ちゃんを連れて入ってしまいました。

 

お店側の人はとっても良くしてくれて、席をくっつけて広くしてくれようとしたり、娘ちゃんに声かけをしてくれたり、子連れサービスやってます!な貼り紙も有りで、ウエルカムだったのですが、いかんせん静寂空間なので気を張りました。

 

サッと注文を決め、抱っこしながらでも食べられるサンドイッチ的な物を頼み、来たら即食べて退店しました。

 

結果的には食事中も少し声を出す程度で、終始お利口に過ごしてくれていました。

私も妻も久しぶりの外食で、他人が作った物は何食ってもウマイ状態だったのでとても満足だったのですが…。

 

とにかく、いつ騒ぎ出すかわからない娘ちゃん時限爆弾を抱えている気持ちでした。

 

店から出て、近くの公園に寄った時にキャースし始めて、おぉ良い良い、ここならOKだ、と、空気を読んで我慢してくれていたかのような娘ちゃんに感謝したのでした。

 

 

産前、喫茶店ヘビーユーザーだった妻は「ついいつもの癖で、店の端にある落ち着ける席を選んでしまったが、よく考えたらあのポジションは1人で黙々と作業したい人が陣取るポジションだったから子ども連れとしては選ぶべきではなかった。」と言っていました。

 

自分の置かれている状況が変わると、今まで何気なく使っていた物でも感じ方が変わりますね〜。

 

いい体験でした。次はどこにチャレンジしようかな。

 

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サンドイッチやハンバーガーがあって良かった