男性保育士の育児日記

男性保育士による職場での出来事や、育児に関する事を書いた日記です。1年近く育児休暇を取った時の記録もあります。イラストは妻が描いています。

幼稚園教諭免許状

今日は昨日までとは一転、真冬の一日でしたね。雨も降り続いていたのでほとんど引きこもって過ごしていました。

妻も引きこもっていて、娘ちゃんは家での時間の大半、妻を布団にしてべったりくっついて過ごしていました。

それが良かったのか、今日は夕方になっても不機嫌泣きをせずに、終日ご機嫌でした。

ただ、娘ちゃんにとっては良い一日だったのでしょうが、私と妻的には「ずっと引きこもってゴロゴロしてて、非生産的な一日にしてしまった」という気分でした。

でも、今の生活は娘ちゃん第一ですから、こんな一日でも気兼ねしないようにしないとですね。

 

 

育休に入ってから、ずっと思い悩んでいたことが一つ、今日解決しました。

 

それは「育休中に幼稚園教諭の資格を取る」ということです。

 

こども園が成立し、保育士が幼稚園教諭の資格を取りやすいように、また、幼稚園教諭が保育士を取りやすいようにとの目的で、幼保特例制度が生まれたのが2012年。

 

私が保育士資格を取ったのが2014年だったので、存在は知っていましたが、この制度の条件に、「3年以上の実務経験」があるため、これまでは手を出していなかったものです。

 

そしてとうに3年以上は実務を積んでいたので、いつかやらねば!と考えて数年。

なんだかんだで後回しにしてしまっていましたが、育休を取ると決めてから、これを機に取得を目指そう!と考えていました。

 

ただ、実際に育休に入ると二の足を踏んでしまっていました。

 

当初は、この一年間でいくつか資格を取るぞ!と意気込んではいたものの、キャリアアップにつながるような資格を探して検討するだけでもなかなかの手間がかかり、

さらに実際育児家事に追われてみたら想像より全然時間が取れないことを知り、

また、育休は100%育児のために専念すべきではないのか、という葛藤にも揉まれて、これまで踏み切れないでいました。

 

取得してもキャリアアップとなるわけではなく

なかなかの費用的時間的コストが必要で

あくまで、将来的に日本の子育て制度がガラッと変わる、もしくは自分が転職する時へ向けての投資、という程度のもの。

 

うぅーん…。と悩んでいたのです。

 

しかし、ふと考えました。

 

娘ちゃんは、一歳までは私がじっくり見てあげられるけど、その後は保育園に入るか幼稚園に入るのかわからない。

 

もし、幼稚園に入る事になった時、幼稚園について知らない自分でいいのか?

「お父さん保育園なら先生出来るけど、幼稚園はわかんないなー」

とは言いたく無い

 

「お父さんは幼稚園の先生も出来るんだぞー!」

と、言いたい!

 

そんなことを考えたら、申し込む決心が固まりました。

ただの父親の意地と見栄ですね。でもいいんです。

 

 

決心して、いざ申し込むとはなりましたが、ここからまた色々と調べることが多かったです。

 

幼保特例制度について、

制度が利用できる学校の比較、

無事単位が取れたとして、その後の申請の種類などなど。

 

情報がありすぎるのも、困る事はありますよね。

 

学校によってやり方が違ったり、幼稚園教諭は教員免許なので、その取り方にもいくつか方法があったり。

誰かに聞いてスパッと教えてくれればいいですが、全て自分でやるしか無いですからね。

 

なんか最近電話問い合わせがしづらくなったように感じました。

何を調べるのも、「〇〇の項目を見てね!」「よくある質問はこちら!」と文字での理解を求められます。

実際に電話問い合わせをしてみると、自動音声で分類された後、延々と待たされて…。みたいなね。

 

そんなことでようやく今日、願書の提出までが終わりました!

ずーっと心に引っかかってた事だったので、やった事は大したことじゃ無いのに、やたら達成感と解放感がありました。

 

育休中、この資格だけは頑張って取りたいと思います!

 

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恥ずかしい!見ないで!