男性保育士の育児日記

男性保育士による職場での出来事や、育児に関する事を書いた日記です。1年近く育児休暇を取った時の記録もあります。イラストは妻が描いています。

娘ちゃん営業中

妻の実家帰省中4日目。

 

昨日も沢山の親戚集まりや来客がありました。

私の仕事は子ども達のお世話係。大人の時間を作るために子どものお世話を一手に引き受けます。

 

基本的には親御さんにお願いされてやっているので、私が単独で見ている時は良いのですが、困るのが親御さんも一緒にいる時です。

 

大人の時間を作る為に、また、集団を安全に見守る為にも、子ども達をある程度統率して見ないといけないのですが、そこに親御さんが入ってくると秩序が崩壊します。

子どもは親以外の言うことの方がよく聞くんですよね。

 

また、ワガママを言って親御さんを困らせている時にも、こちらからは下手に助け舟を出すわけにはいきません。

 

基本的に親御さんからお願いされたら受けますが、そうでない時に手出しをすると後々面倒な事になる可能性があるからです。なのでどんなに困っていようとも、子どもを親から取り上げるような事はしません。

 

書いていて思いましたが、こんなプライベートな時も、クレーム対策をとっている自分に気付きました…。

 

モンスター親が生まれ、クレーマーが生まれた弊害で、相互扶助やお節介という言葉は消えつつあるのかも知れませんね。

どっかの自治体では保護者が集まって「お節介隊」みたいな相互扶助の団体を作っていると聞いた事があります。わざわざ作らないと出来ないような事になっているのですよね。

 

まぁ私自身も人から手出し口出しされるのを嫌がる現代気質人間ではありますが、「子育て」という点においてのみ言えば、沢山の人との関わりが生み出すメリットの方が大きいと思います。

 

手始めに親戚や来客者にどんどん娘ちゃんを抱っこさせて、娘ちゃんの可愛さと温もりを売り出しています。

さらに妻実家には、娘ちゃんの可愛い写真を貼り付けて、常に目に留まるようにしています。

 

どうだ?可愛いだろう?信者になりたいだろう?ククク…。

 

がんばれ娘ちゃん。沢山のパトロンを得て、愛されて育つのだ!