男性保育士の育児日記

男性保育士による職場での出来事や、育児に関する事を書いた日記です。1年近く育児休暇を取った時の記録もあります。イラストは妻が描いています。

うつ伏せ寝こわい

夜は肌寒い日が多くなるにつれて、娘ちゃんの夜間の睡眠時間が多くなっています。

昨夜も8時間通しで眠ってくれました。

思い返せば、3月〜4月頃は夜中に全然起きなくなって10時間以上通しで寝てくれる日もあって、それまでずっと寝不足続きだった我ら夫婦はとても助かっていました。

 

その後、暑くなってきてからはまた3〜5時間おきで起きるリズムになったので、娘ちゃんにとって春・秋くらいの気温がちょうど良いのかも知れません。

掛布団を全部はねとばして寝ているので、寒くないか心配になりますが、赤ちゃん的にはそれくらいで適温なのかも知れませんね。

 

心配といえば、よく眠ってくれるのは良いのですが、眠り姿勢がほとんどうつ伏せ寝なのが心配です。

 

乳幼児突然死症候群(SIDS)、保育士には常に嫌というほど意識させられる原因不明の恐怖です。

その原因の一つかも、として挙げられているのが、うつ伏せ寝による窒息です。

 

なので保育園ではお昼寝時にチェック体制があり、うつ伏せ寝をしている場合はひっくり返します。

 

子どもの年齢が小さいほどリスクは高いので、満一歳になるまでは特に注意が必要なのですが…。

寝返りを習得したばかりの頃は、たまにひっくり返る程度だったので、気づいたら直していましたが、今となっては基本うつ伏せ寝をしたがり、ひっくり返してもすぐにうつ伏せに戻りたがってしまいます。

 

それでもお昼寝くらいの短時間であれば頑張って対応しますが、夜間10時間以上もの間、うつ伏せ寝になる度に直すのはとても難しいです。

 

かと言って、難しいからと言ってやらないでいて、その報いが死ではあんまりなので、いつもヒヤヒヤしながら見守っています。

 

SIDSを引き起こす可能性のある事として、ミルク育児・衣服の着せすぎ・柔らかい寝具・保護者の喫煙などがありますが、それらは気をつけやすい項目です。

 

しかしうつ伏せ寝はね…。難しいです。

おそらくですが、赤ちゃんってお腹側が暖かい方が安心して眠れるのでしょうね。

抱っこやおんぶでよく眠るのも、そういった理由な気がします。

 

せめてもの対策として、出来る限りひっくり返す事以外にも、うつ伏せ寝時に顔周りが埋まらないようにする、こまめに呼吸を確認するってことをしています。

 

 

よく眠るのはとっても良い事です。

 

でも出来れば、仰向けか横向きで眠って欲しいな〜。

 

呼吸チェック、大事です