男性保育士の育児日記

男性保育士による職場での出来事や、育児に関する事を書いた日記です。1年近く育児休暇を取った時の記録もあります。イラストは妻が描いています。

そろそろいいか、という気持ち

東京ドームで開催されている「ふるさと祭り」に行ってきました。

 

このイベント、コロナでここ数年不開催でした。

初めて行ったのがコロナ禍になる前の年で、すごく楽しかったのでこれからも行くぞ!って思った翌年からコロナで不開催になり、ガックリしていたところ、

久しぶりの開催を昨日知って、速攻で行ってきました。

 

平日という事もあり、空いていてあまり並ばずに美味しい物が食べられて楽しかったです。

会場もコロナ前のような活気に溢れていて良い空間でした。

 

しかしウチにとっては以前とは大きく違う点が1つ。

そう、以前は夫婦だけでしたが、今年は娘ちゃんがいます。

 

1歳2ヶ月の娘ちゃんを連れてのふるさと祭りは、

・行動に気を使う(人混みの中ですし)

・食事はしづらい(基本的に抱っこしているので)

という点で大変でした。

でもその代わりに、

・ゆっくり過ごせた(テキパキ動けないので必然的にゆっくりペースに)

・食べ過ぎなかった(食べ辛いから厳選して食べたい物を食べたから)

なんていう良い点もありました。

 

娘ちゃんにとってはずっと抱っこされて、なんだかよく分からない祭囃子が聞こえる人混みの中に連れてこられたな〜って感じでしょうが、我ら夫婦にとっては家族揃ってイベントに参加出来たというのがなんだか嬉しかったです。

 

あともう一つ変化がありました。

 

食べ歩きをしていると、どうしても興味を持つ娘ちゃん。

 

私が抱っこをしているのですが、持っている食材や飲み物、妻とシェアして食べている物にとっても興味津々です。

 

妻がシェアするために私に食べさせてくれる時に、自分が貰えると思ってか、あーんと口を開けていた娘ちゃん。

 

今まで娘ちゃんの口に入るものは色々気を遣ってきました。

まず虫歯菌がうつらないように、大人が口にした物は触らせない。

大人が食べるような味の濃い物、刺激の強い物は与えない。

着色料や添加物の多い物は与えない。

同じ麦茶でも、大人は水出し麦茶で、娘ちゃんはしっかり沸騰させて作った麦茶を別に用意するなど、結構気遣ってきました。

 

でも、なんだかそろそろ良いかなって気持ちが出てきました。

 

最近は少しくらい大人が口を付けた食具でも使ったり、

大人が食べていて興味を持った食材を分けて与えたりしていました。

 

クリスマスで生クリームデビューし、お正月であんこデビューもし、甘い物も少しづつ解禁していっています。

 

今回のふるさと祭り中も、大人が飲んでいたレモンスカッシュに興味を持っていたので(おそらくはストローが付いていたので飲み物と認識した)かなり酸っぱい物でしたがストローを咥えさせたり、ジェラートやソフトクリームを少しだけ分けたりしました。

 

なので今日でアイス系と炭酸までデビューさせてしまいました。

もちろん計画性などなく、もしも昨日の自分に「与えてもいいか?」って聞いたら、確実に「まだ早いでしょ。」と答えることでしょう。

 

でも本当に何故か解りませんが、

自分の中で「別に毒では無いし、少しなら良いよね」

という気持ちが急に生まれてきたのです。

 

娘ちゃんの興味を止めたくなかったのか。

経験を積ませてあげたかったのか。

美味しい物を共有したかったのか。

 

なんででしょうね。

 

別に今後、積極的に嗜好品や味付けの濃い物を与えてもOK!

と、する気はさらさらありませんが、

「絶対に与えちゃダメ!」な物はもうなくなっていくのでしょうね。

 

ちなみにレモンスカッシュのリアクションは「すっぱ!」って感じの顔をしたそうで(抱っこしていたので妻よりの報告)、

アイスはノーリアクションでした。

 

いつか目を輝かせて「美味しい!」っていうリアクションをしてくれる時が来ると良いな。

 

食べたがってるし…いいかぁ…って感じ