男性保育士の育児日記

男性保育士による職場での出来事や、育児に関する事を書いた日記です。1年近く育児休暇を取った時の記録もあります。イラストは妻が描いています。

連続活動時間記録更新

先日、園の子どもが近寄って言ってきました。

「せんせい、においかわったね。」

 

あ〜髪の毛伸びてるし、整髪料とか洗い流さないトリートメントとか付けてるからその匂いかな?なんて思いつつ「どんな匂いがするの?」と聞いてみると、

 

「ぎゅうにゅうのにおい。」

 

 

…ううむ、あまり嬉しくないやつきたな。

 

 

きっと私は困った顔をしていたのでしょうね。気を遣ってかその子は

「せんせいしろいふくきてるもんね!」

と言って去っていきました。

 

みだしなみ、もっと気をつけよっと!

 

 

年度も終わりに近づいてきて、園内はこの時期ならではの空気感が流れています。

 

年長児の昼寝がなくなり、卒園式やお別れ行事の準備が進み、職員も辞める人などの人事情報が流れ、新年度のクラス配置についての噂も頻繁に流れて、子どもも大人もソワソワ・ちょっとイライラしているような独特の空気感です。

 

なので平時以上に仕事で気を張ることが増えて、毎日ぐったりすることが増えています。

土日祝日出勤も重なっていて、連休が持てず、疲れが溜まる一方。

そうなるとやはり心の余裕も無くなっていきますね。

 

 

そんな私を見かねて、妻は娘ちゃんを受け持って外出し、日中ゆっくりする時間をくれました。

娘ちゃんと接する時間が減るのは哀しいのですが、正直言ってありがたみもありました。

久しぶりに1人でゆっくり出来ました。

何にも気を遣わなくていい時間って必要ですね。

 

 

しかしそんな今日、娘ちゃんにとって人生初の出来事がありました。

 

娘ちゃんは今日、妻と一緒に妻友人宅へお出かけに行きました。

午前から出かけ、電車移動し、友人宅で過ごして午後に帰宅というスケジュール。

 

たくさん相手してくれる人もいるし、移動疲れもあるしで娘ちゃんにとっては楽しくて疲れる1日になるであろうことが予想されていたのですが…。

 

夕方帰宅した妻が言いました。

「大暴れしたのに、全然寝ない…。」

 

 

現在1歳3ヶ月の娘ちゃんは1日に2回昼寝をしています。

午前寝と午後寝ですね。ごくたま〜に午後寝をしない日があるのですが、全く寝なかったことはこれまで有りませんでした。

 

振り返って見ると、アレ?これ娘ちゃん人生初じゃね?っていう事態です。

 

保育士としての経験上、子どもって結構習慣の影響を色濃く受けるものなので、「いつもと違う」っていう姿は、体調不良の前触れとなることが多いので心配になりました。

 

とりあえず機嫌を見て…まぁ問題なし。

体温…問題なし。

食欲は…問題なし。

 

大丈夫そうではありましたが、念の為夕食後は早目にお風呂へ入れて早目に寝床へ入れました。

 

最近は寝かしつけに苦労することが多かったのですが、流石に今日はあっという間に夢の世界へ。

そりゃあそうだよね。いつもだったら連続で起きている時間は4時間〜6時間くらいなのに、今日は12時間も起き続けていたのだから。

連続活動時間記録を大幅に更新しました!

 

ひょっとすると今日は夜泣き起きも無いかも知れません。

 

しっかり寝て、明日体調を崩していないことを祈ります…。

 

 

眠いのに眠れない…わけわかんない感じかもです



 

 

 

 

 

 

 

 

 

保育園落ちた

落選通知が来ました。正確には「利用調整結果のお知らせ」というのが来て、そこに「内定には至りませんでした。」って書いてありました。

 

「うちの区、保育士は絶対受かる。」っていうのはガセだったようです。

まぁ単純に申込時点で共働きの状態にないと点数が低いからダメなのでしょうね。

 

しかしこれで妻の就活が出来なくなりました。

就職しないと保育園に入れず、保育園に入れないと就職出来ず…。

 

 

でも実は夫婦揃ってホッとした気持ちが大きかったです。

やっぱりまだ娘ちゃんを人に預けたくは無かったんですよね。

 

 

しかし、収入面の心配があるのも事実。

まずは支出を減らすことから考えていきたいと思います。

 

その次は副業をしてみることですかね…。

 

う〜ん、悩みが尽きません。

 

どちらにも長短ある時は…感覚で決めます

 

さよなら哺乳瓶

もうすぐ節分ですね。

 

保育園で読む紙芝居や絵本でも、節分にちなんだ内容の物を多く読む季節となっていました。

節分の日がいつなのかは子どもにも伝えているので、鬼が来ることへの反応は子どもそれぞれです。

 

「こわいなぁ…」って子や

「おれはぜんぜんこわくないし!ばーんってやっつけるし!」と勇ましい子もいれば

「おにさんにもやさしくするよ」なんて子もいます。

 

一方で「子どもが怖がっているので節分の日はお休みさせます。」なんて保護者もいます。

園側としては不必要に怖がらなくて済むような工夫や、そもそも行事の由来や意図などを伝えてはいるのですが…。正直、残念な気持ちになります。

 

うちの家庭としてはしっかりやっていきたいと思っています。

昨年はまだ生後2ヶ月だったので何もしませんでしたが、今年は初節分をしてみたいです。

自分は仕事なので妻任せになってしまいますが…。

 

 

さて、話は変わりまして、現在生後1歳2ヶ月の娘ちゃんですが、産まれてきてからずっとお世話になっていた哺乳瓶との別れが到来しています。

 

そもそも生後5ヶ月くらいから離乳食を始めた時点で、ミルクをあげるのは夜眠る前に、風呂上がりの水分補給も兼ねた一回のみになっていました。

 

そんな状態が8ヶ月ほど続いていましたが、生後10ヶ月頃からは、栄養的な必要性というよりは夜寝の寝かしつけルーティンであげていたように思います。

 

小さい頃からの習慣と、夜寝の前にたっぷり200ml飲むことで、すんなり入眠&夜間に空腹で起きることを防止している感じでした。

 

 

しかし先月くらいから、夜哺乳瓶でミルクを飲んだ後、すんなり寝付かなくなってきました。

 

ミルク飲んだ後もキャッキャと元気に暗闇を徘徊し…力尽きるまでに1時間弱かかることが多くなっていたのでした。

 

そうなると、哺乳瓶でのミルクあげがこれまで持っていた「入眠をスムーズにする効果」がほぼ無くなっているように感じたので、いつかやらなきゃな〜と思っていた哺乳瓶の卒業に踏み切ってみることにしました。

 

 

とは言っても、風呂上がりの水分補給自体は必要なので、まずはいつもの時間に哺乳瓶ではなくコップでミルクをあげてみることに。

 

 

これは完全に失敗しました。

やはり習慣の力は強く、娘ちゃんの中で「ミルクは哺乳瓶から飲むもの!」という意識が強かったようです。一口飲んですぐに拒否し始めました。

 

仕方がないのでその日は麦茶と母乳で乗り切りました。

 

 

次の日はストローマグにミルクを入れてみました。

なんというかコップ飲みよりも、チュウチュウ吸啜するのに近い感覚の方が飲むかな〜って思ったので。

 

こちらは半分成功!といった感じでした。

コップよりは飲むけど全部は飲まずに途中で嫌がってしまいました。

 

 

そして3日目。

お風呂上がりだし、美味しさ・飲みやすさ重視で行ってみようと思い、いつもより冷ためにしてストローマグであげてみました。

 

これで成功しました!しっかり完飲!

身体のためには体温くらいが良いのでしょうが、飲んでくれること優先です。

あとは3日目で娘ちゃんも慣れてきたってことも要因だったかなと思います。

 

 

これで哺乳瓶はお役御免となりました。

乳首サイズはLLまでしか試せてないのが実験欲的には少し残念ではありますが、

寝る直前の哺乳瓶ミルクは歯並びと虫歯へのリスクも少しあったので、卒業出来たことを喜びたいと思います。

 

これで外泊を伴う外出の時の荷物が一個減りました。

良い事だ〜。

 

とは思うのですが…

 

 

同時に、なんか寂しい。

 

 

成長を喜びたい気持ちと

 

いつまでもカワイイ赤ちゃんでいて欲しいという気持ちでしょうか。

 

 

う〜〜む。

 

 

こういった感情の積み重ねが、自分を親にしていってくれるのかな、なんて思いました。

 

親の方が離れ難く感じているかも