男性保育士の育児日記

男性保育士による職場での出来事や、育児に関する事を書いた日記です。1年近く育児休暇を取った時の記録もあります。イラストは妻が描いています。

ミルク変遷史

たまには日記以外の記事も書こうと思います。

今まであげてきたミルク達。左から古い順です。

卒乳した時に、今までどれだけのミルクを飲んできたかって事を示したくて、生まれてきた時から飲んできたミルク缶たちを取っておいてあります。

 

妻的には邪魔な産物でしょうが…。

 

今は7缶目を使用中です。

 

比較ってほどでは無いですが、今までのミルク選びについて書いておこうと思います。

 

前提として私は、娘ちゃんが産まれてから、赤ちゃん用品を買う時は、なるべく色々な製品を使ってみたいと考えています。

 

保育士として、娘ちゃんが大きくなってからも使っていく・関わっていく物たちなので、出来るだけ実際に使ってみて、使用感を知っておきたいと思っているからです。

我が子を実験台にしているわけです。許せ…。

 

そんなわけで、写真のように色々並んでいるわけなのです。

 

 

一番初めに選んだミルクは、「和光堂 はいはい」です。

初めに選んだ理由は、過去に働いていた某県の公立保育所で使用していた記憶があったからです。

 

公立保育所で選んでいるくらいだから安心だろ…!と思ったわけですが…。

商品コーナーを眺めていて気付きました。

和光堂のはいはいって、最安値ミルクなんだな〜。

公立保育所で使われていた理由、コレかな…。

 

新生児期、特に問題なく飲んでくれました。作り慣れていない我ら夫婦もすぐに作り慣れる事が出来ました。

初めは60mlずつ1日3回くらいあげていました。

 

しかし、生後1ヶ月くらいから、毎日していたウンチが出なくなり、3日に1回くらいの便秘状態になりました。

我ら夫婦はミルクも要因の1つかも?と考え、ちょうどはいはいも無くなったので、違うミルクへ移行しました。

 

 

2番目に選んだのは「森永 E赤ちゃん」

これは歴代ミルクの中で最も高コスト製品です。他の製品より千円くらい高く売られています。

森永からは「はぐくみ」という他製品と同価格帯の物も出ているのですが、E赤ちゃんにしか配合されていない成分があり、便秘に悩んでいた我らとしては藁にもすがる気持ちで、最低価格製品から最高価格製品へと鞍替えをしたのでした。

 

高コスト製品のためか、缶が少し小さいというのと、ミルクすり切りの仕組みが、他製品は全て蓋に付いているプラスチックの出っぱりでやるのに対して、これだけは缶自体の形が少し違ってそこですり切りをする仕組みになっています。

正直いらない高級仕様です。保育園では捨てるミルク缶を使って玩具を作る事がありますが、これだけ他の缶と形が違うのでそれもしづらくて微妙ポイントです。

 

ちなみに妻の産院で採用されていたのはこのE赤ちゃんでした。

イイモノ使ってはりますなぁ〜。

 

使用感としては、特に問題はなし。肝心の便秘は、良くなったり戻ったり…。あまり効果は実感出来ませんでした。

 

3缶目は「明治 ほほえみ」。

この頃は娘ちゃんが夜よく眠るようになり、妻の母乳の出も多くなってきた事から、ミルクは120mlを1日1回あげる程度になりました。

 

使用感は特に問題なしですが、真冬でしたし、粉の使用量が多くなってきたこともあってか、少し湯温がぬるかったりすると溶け残ることがありました。

 

6缶目でもほほえみを使用しており、現在唯一のリピート製品です。

リピートしたのは単純に思い違いで、使ったと思ってなくて買ってしまっただけなのですが、夏場の利用では溶け残ることはなかったので、単に温度の問題だったっぽいです。

 

4缶目は「グリコ アイクレオ」。

これはE赤ちゃんに次ぐ高コスト製品でした。他の製品より800円くらい高かった気がします。

これも独自成分配合って事を売りにしていたと思います。

ですが、コレは今までの製品で最も微妙でした。

とにかく溶け残りやすかったです。

この頃くらいから200mlあげるようになっているのですが、飲み終わった瓶の底に、溶け残りがある事が最も多い製品でした。

寒い季節も脱している時だったので…イマイチですね。

 

5缶目は「雪印 ビーンスタークすこやか」。

これはうちの近所では取り扱いの無い製品だったのですが、友人の卒乳した家庭がまとめ買いをしていて余ってしまったということで譲り受けた物でした。

アイクレオの後だったからかもなのですが、とても溶けが良く感じ、使用しやすい製品でした。

ややぬるいかな?ってお湯でもしっかり200ml溶けてくれました。

調べたところ価格帯も標準的のようですし、良さげです。

 

 

写真にはありませんが、現在7缶目は「森永 はぐくみ」を使っています。E赤ちゃんの下位製品ですね。特に使用感は問題ないです。

 

以上、こんな感じのミルク変遷でした。

 

出産直後は、ミルク嫌いだったらどうしよう…とか、ミルクを変えて味の違いで嫌がったらどうしよう…とか色々不安なことはありましたが、娘ちゃんはずっとミルクは何でも良く飲んでくれているので悩むことはありませんでした。ありがたや〜。

 

豆知識ですが、世界的には粉ミルクをお湯で作るのは少数派だそうです。

水で溶かした方が手早く出来て良いということで、水溶かしミルクが主流だそうな。

 

それいいなぁ!と思い、やってみたかったのですが、国産ミルクは基本的にお湯溶かしを前提としているの注意書きがあり、溶けなそうだったのでしていません。

 

今は風呂上がりに1日1回、ミルク200mlをあげたりあげなかったりです。

 

生後6ヶ月頃から200あげていますが、離乳食の量も増えてきたので、妻の授乳体調と相談してあげるかあげないか決めています。

 

哺乳瓶はピジョンのガラス製240mlを一本でずっと使いつづけています。

乳首は都度成長に合わせて変えていて、今はMサイズを使っています。

宿泊を伴う外出時は、スティックの粉ミルクをよく使っていましたが、最近はキューブも使用しています。

スティックは100ml単位でしか調整しづらいのですが、キューブなら40mlずつ調整出来るので、価格は割高ですが便利です。

 

哺乳瓶洗いは、使用後すぐに熱湯を入れてよく振って洗い、ピジョンの電子レンジでスチームする箱に入れて蒸気消毒しています。これはどの保育園でも使っていたので、それに倣いましたね。

 

現在生後9ヶ月。娘ちゃんが卒乳する頃には、ミルク缶は何缶になっていることでしょうね。

 

長くなってしまいました。ここまでお読みいただきありがとうございました!