男性保育士の育児日記

男性保育士による職場での出来事や、育児に関する事を書いた日記です。1年近く育児休暇を取った時の記録もあります。イラストは妻が描いています。

おっぱいリーチ

ここは育児ブログです。

タイトルが紛らわしくてすみません。でも風俗でも麻雀でもないのであしからず。

 

久しぶりに職場の人と連絡を取り合ったら、現場はなかなかに年明けからカオスになっていることを知りました。でも私は育休中なので…!がんばれ皆!

 

授乳

 

それは赤ちゃん育児における最強の武器であると同時に、最終兵器でもあります。

さらに、それは諸刃の剣でもあることを、この生活で知りました。

 

うちはおっぱい&ミルクの混合で生活をしています。

でも、娘ちゃんがぐずってどうしようも無い時、やはり最後に頼りになるのはお母さんのおっぱいなのですよね。

 

栄養満点、免疫効果抜群、精神安定剤でもある最強の存在、おっぱいですが、

妻の授乳の姿を見ていると、なかなかに大変なものでもあるということを知りました。

 

授乳というと、一枚の絵画のような、神々しいというか、微笑ましいというか、客観的に見る分には、とても穏やかで安らかな行為に思えますが

実のところは、かなり身を削って行っているようですね。

 

その1番の要因は、赤ちゃんの吸引力の強さ。

生まれながらに持つ吸啜反射からなるその力はかなりのもので、お母さんの乳首を容赦なく責め立てるもののようです。

実際、うちの妻は、最初、絵などでよく見るように抱っこしながらあげてみたところ、あまりの吸引力に乳を持っていかれ、乳首にかなりのダメージを負ったようです。

それ以来、横抱き、所謂ラグビーボール抱きをして授乳しています。

その方がダメージが少ないんだそうな。

でも常に乳首ケアの薬を塗布しています。この薬、結構お高い上に少ないんですけど、乳首へのダメージを少しでも回復させるために必須のようで、かなり買い込んでいます。

 

毎回授乳の前には気合を入れている妻。授乳後は戦場帰りのような顔をしています。

最強の武器は、使用者にもダメージを与える諸刃の剣であるから故に、最終兵器でもあるわけです。

 

おっぱいのあげ方にも様々なやり方があるようですが、やはりどれが合っているのかは、お母さんにより個人差が多いようです。

また、出る量も個人差が大きいようで、私が聞いてきた話では、とにかくジャージャー出ちゃうから困る。という人や、全然出なくて悲しくなっちゃう。という人がいました。

その間の人は困らないから話題にあがりずらいのでしょうね。何事も過ぎたるは…というやつでしょうか。

 

また、元々のおっぱいの大きさはあまり関係がないようです。

小ぶりな方でもめちゃ量が出て困るという話を聞きますし、大きくてもそんなに出ない…という話も聞きます。

ここは私の想像ですが、あげやすさで言えば、大きい方があげやすいんじゃないのかな?とは思います。大きいという事はリーチがあるという事なので、赤ちゃんの抱き方を選べたり、赤ちゃんが咥えたまま動いても、あまり引っ張られ感がないんじゃないかな…。多分。

いつか該当しそうな人に聞いてみたいと思います。セクハラで訴えられない範囲で。

 

また、乳首も赤ちゃんに吸われる毎に、飲みやすいように変化していくようですね。人間の体ってすごいなと、改めて実感しました。

乳首と言えば、英語でニップレスだと思っていたのですが、乳首関係の製品はニップルって表記が多いんですけど、これ何ででしょうね?

 

とにかく授乳は大変なものだという事がよく分かりました。

あげれば乳首が痛い、あげないとおっぱいにミルクが溜まって張って痛い。

最強の武器は、かなりの代償あってのものだったのでした。

 

これからも頑張って!妻!

大変だなぁ