男性保育士の育児日記

男性保育士による職場での出来事や、育児に関する事を書いた日記です。1年近く育児休暇を取った時の記録もあります。イラストは妻が描いています。

キャリアアップできないやん

娘の銀行口座を開設しに行ったら、「今コロナ対策で予約して無いやつは受けつけん、出直せ。」と門前払いを食らったよ。どうりで窓口に行員さん少ないと思った。在宅勤務とか出来てるんなら良いけど…。

 

今回は育児というよりは、保育士のお話。

育休という社会人としてはほぼ今後ないであろう長期の休暇をいただき、育児・家事を頑張るのは勿論だけど、この機会を活かして保育士としてのキャリアアップをはかりたい!

って考えるのは変じゃないですよね。

スキルアップという面では、愛娘の育児を通して実務色々やってみる。っていうのがスキルアップにもつながると思うので、何か形として残る資格が欲しいなぁと思い、調べていたのですが…。

 

保育関係で使えそうな資格、全然ねえ!

 

まず国家資格のような持ってたら安心できそうな資格がない。

リトミックやチャイルドマインダーは認定している機関が複数あって何か信頼性に欠けるし、

保育カウンセラーとか絵本専門士とかあるけれども、どれも何十万円もかかる&取るのに一年間は必要、まるで国家資格か!

 

他にもこまごまあったけど、どれも民間が独自に決めてるだけの資格で、費用は高い、取るのに時間がかかる、でも知名度はないものばかり…。

 

保育士不足や保育士の処遇改善が叫ばれているけれど、保育士自身が己を高めようと思っても、ただひたすらに実務経験を積んで、経験○年です!って言うことくらいしか証明出来るものがないんだねぇ…。

保育士自体が誰でも取れる資格であり、私は仕事に対する対価というのは、専門性や希少性、需要性がなければ、低くなって当然と思います。

でも、研鑽する環境が存在しなければ、それも致し方ないことになりますよね…。

 

誤解しないで欲しいのが、保育や教育に専門性がないと言ってるのではなく、その専門性を証明する手段がないと言うことです。

変な話、とっかかりは誰でも出来る仕事かもですが、深めようと思えばどこまでも深掘り出来る仕事であると思うんですよね。

 

でも、現状それを証明しようとしたら、大学の教授になるか、手遊びや運動遊びなどの専門講師になって自営業の形で仕事を取ってくるしかない気がします。

 

大人しく、園長に「取ってきてね!」と言われた、衛生管理者とか防火防災管理者でも目指しましょうかね…保育士としてのキャリアアップというか管理職へのキャリアアップになるけれども…。

 

保育士の未来は…やや暗め