男性保育士の育児日記

男性保育士による職場での出来事や、育児に関する事を書いた日記です。1年近く育児休暇を取った時の記録もあります。イラストは妻が描いています。

同志との邂逅

今日は寒い一日でしたね。本当に暖かくなったり冷えたり、春の気候ですね。

関東は4月に入ると、あっという間に夏のような気候になることが多いので、今こそが春らしい頃なのかもしれませんね。

 

今日は午前中、保育園の先輩であり、第二子を出産して育休中でもある先生の所へ、妻と娘と一緒に遊びに行きました。

 

以前一度、一緒にクラス持ったこともある仲なので、先輩ですが戦友のような感覚の同僚です。年齢も近いのでジェネレーションギャップがなく、かつ育休や育児、職場への悩みなど多くの共通点がある人との会話は、話題に事欠かず楽しい時間でした。

 

二時間程のお茶会でしたがあっという間に過ぎ、また近いうちに会いましょうと話して解散しました。

 

互いに育休中で、家族以外の大人との会話に飢えていることもあり、会話のネタは尽きないのですが、会話の仕方が下手になっていることを実感しました。

 

私は話したい内容が多すぎて、話題をあっちこっちへ頻繁に変えてしまうし、先輩も物の名前が思い出せず、「アレ!あーアレの名前が出ない!」と苦笑いしていました。

 

先輩はもうすぐ育休から復帰する予定なのですが、こんな状態なので体力的にも思考力的にもちゃんと働けるのか…と不安を口にしていて、全くもって共感でした。

育休入って3ヶ月程ですが、もう今から復帰が不安で仕方ありません。

今まで積み重ねてきた経験が、再び目覚めてくれることを祈るのみです。

 

娘ちゃんは先輩の家に着いた時、寝起きだったため少し不機嫌でしたが、先輩の一歳半のお子さんが色々なオモチャを見せてくれたり、スキンシップをしてくれてご機嫌になりました。

 

兄弟のいる子は一歳半でも、人との接し方を知っていて驚きでした。

娘ちゃんは当分はひとりっ子なので、その辺が身につくか心配です。

 

少子化の今は、そういう社会体験的な意味でも保育園や幼稚園に入るのは良いことかもですね。

 

 

少しびっくりした話がありました。

 

先輩のお子さんは第二子も無事に保育園が決まったとのことだったのですが、一園だけ受けてすぐに決まったとのこと。

入園競争の激しい現在で珍しいですねーと話していたら、練馬区では入園申請の際に、「保育士である」という項目があったらしく、それを○にすればほぼ確定だったそうな。

ちなみに第一子の時はそんな項目は無かったとのこと。

 

エッセンシャルワーカー向けの項目なのか、保育士限定で優遇なのかは不明ですが、そういったものがあるということに驚きでした。

うちの園には同じく育休中の看護師がいるのですが、その人は杉並区在住で、保育園への申請内に「杉並区に住んで何年ですか?」という項目があり、引越したてのその方は少ない年数を記入したところ、保育園に落ちてしまったそうな。

 

ひとり親とか、介護をしているとかによる配慮はどこも共通であると思いますが、こういった自治体独自の項目もあるようですね〜。

 

人と話すと、楽しいだけでなく思ってもみないような情報も得られるからいいですね。

感染には気をつけつつ、こういった機会をもっと持っていきたいな。

 

こちらでは新たな同志との出会いが…!