男性保育士の育児日記

男性保育士による職場での出来事や、育児に関する事を書いた日記です。1年近く育児休暇を取った時の記録もあります。イラストは妻が描いています。

ファースト○○

この日記ブログは私の実母も存在を知っており、ちょいちょい覗いているようで、直接は話していない内容もココ伝いに理解していることがあって驚きます。

そしてその母が、どうやら甥っ子にもここを見せたらしく、日記ブログの内容について甥っ子がLINEでコメントを送ってきました。

なるべく赤裸々に気持ちや出来事書いていくというのが当初からの決まりなのですが…。

母親はともかく甥っ子に見られているとなると少し気恥ずかしいですね。なるべく子どもたちの前ではカッコつけたい…。

ま、出来るだけ気にしないで邁進していきたいと思います。

 

一週間近く帰省で家を空けていたので、昨日は買い出しや離乳食作り、掃除などをしていました。

 

娘ちゃんは何か不機嫌な事が多かったです。

 

抱っこして欲しいけど、しばらく抱っこしていると遊びたくなる。

 

でも遊びだしても、すぐにまた抱っこして欲しくなる。

って感じで、妻の外出用事もあったため、私はほぼ一日中娘ちゃんと一体化していました。

暑さのせいか…はたまた自我が目覚めてきたことによる分離不安か…。

どちらにせよ、育休のおかげで娘ちゃんの気持ちを満たせることは嬉しく思います。

 

話は変わりまして、昨日は買い出しついでにお昼ご飯は外食にして、ラーメンを食べました。

近所の行きつけなので店員さんも娘ちゃんを覚えてくれており、いつもかまってくれます。嬉しい。

 

そこで妻と話していたのが

「娘ちゃんのファーストラーメンはどこのラーメン屋にするか。」

という事でした。

 

ラーメンって、特別な食べ物である気がします。

家庭用ラーメンは数あれど、店のラーメンを家庭で再現することは非常に難しく、中毒性があり、多くの人が自分にとってのフェイバリット・ラーメンをその心に持っていると思います。

 

そして、そのフェイバリット・ラーメンは、私が思うに自分の故郷に存在する可能性が高いような気がするのです。

 

先日妻実家に帰省していた際も、妻にとってのフェイバリット・ラーメン屋に行きました。

久しぶりにそれを食べてご満悦の妻。しかし正直なところ、私にとっては、そんなに美味いか?って程度のラーメン。

 

しかし1つ気付きがありました。

そのラーメンは、細麺・ピリ辛系なのですが、場所は違えど今までに妻と食べてきたラーメンで、妻が「これ美味しい!」と評価するラーメンは、ほとんどがこの細麺・ピリ辛という条件を満たしているという事に。

 

そして実は、私の大好きなラーメンの種類は辛味噌・濃いめなのですが、そういった基準となるフェイバリット・ラーメン屋が故郷にあり、今の自分の好みがそこを基準に成り立っているのでした。

 

つまり、ラーメンについては、子どもの頃に慣れ親しんだお店の味が、今後一生のラーメン嗜好の基準値となる…!かも!?!?

と思ったのです。

 

やっぱアレなんですかね、人間にもヒヨコの刷り込みのような物があるんですかね?

 

その為に、娘ちゃんに最初に食べてもらうラーメン屋は慎重に吟味せねばならぬのです。

 

今はあっても、数年後に閉店してしまっているような可能性があってはいけない…。

仮に今の住まいが故郷となった時に、帰省したら気軽に行けるような場所でないといけない…。

 

などなど、ファーストラーメン屋の選考について、妻とラーメンを食べながら議論したのでした。

 

他にもファースト○○で悩むのが、アニメです。

 

これも結構強力な印象を植え付けてしまうんですよね。子どものうちは一度観たアニメのキャラを数年間は愛しますからね…。

 

保育園で多いのは、アンパンマン・トトロで1〜3歳では圧倒的な強さを誇ります。

4歳〜6歳になると、女児はプリキュアディズニープリンセス系が強く、男児はアニメでは無いですがウルトラマン仮面ライダー系が強いです。

時代によりますが、ポケモン妖怪ウォッチなんかも栄華を極める時代がありました。

ここ数年は鬼滅の刃が強いですね。私個人としてはあまり低年齢時に鬼滅の刃はみせたくないですが…。

 

他にはゆるキャラ系が好きな子もいたり、ちょっとコレはどうやって知ったの?っていうオタク向けキャラなんかも好きな子はいます。そういった子の親はほぼ確定でオタク系です。

 

何故気をつけたいのかというと、子どもは好きなキャラを真似します。ぬいぐるみや服・靴下とかのグッズも揃えたがります。

 

なのであまり「痛い」キャラを好きになってしまうと、子ども自身が「痛い子」になってしまうんですよね…。

もちろんこの影響は一時的です。アニメ漫画ゲームを悪としていた、昔の教育親のような事を言う気はさらさらありません。

 

しかし、うちは私も妻もオタクです。

アニメや漫画だから許されるような個性濃いめのキャラに触れる機会が多く、親と同じ環境で過ごす娘ちゃんへの影響が気になるところなのです。

 

私は実際見てきているので…保育園児レベルでも、大人向けアニメキャラの真似をして、子どもグループの中で少し浮いてしまっている子というのを…。

個性は尊重したいですが、私たち夫婦のせいで娘ちゃんの交友関係を阻害したくはありません。

 

というわけで、ファースト・アニメも何がいいかねぇ…と度々話題にしています。

とりあえず、娘ちゃんが会話出来るような年齢になったら、オタクグッズは隠蔽しなくては…!