男性保育士の育児日記

男性保育士による職場での出来事や、育児に関する事を書いた日記です。1年近く育児休暇を取った時の記録もあります。イラストは妻が描いています。

ジェスチャー

一昨日初嘔吐をしたもので離乳食をあげるのに慎重になります。

 

食事で悩まれる方は多いと思いますが、保育士としての経験上、食事のマナーや栄養について学ばせるのは3歳以上からかな…と思っています。

 

2歳まで、食べこぼしたり、好き嫌いを言ったり、立ち歩いちゃったりなんかはある程度どうしようもなく思います。

昔から「泣く子と地頭には勝てない」なんて言葉がありますよね。

食べたがらない子に給食を与えている時、よくこの言葉が脳裏をよぎったものです。

 

3歳以上ならね…言って聞かせられることも出来ますが、それまではね…。

 

保育園では食事を一定量与えられなければ、体調不良とみなす、もしくは必要な栄養が摂取出来ていないとしてお迎えに来てもらわなければなりません。

 

そういった理由で仕事を中断して来てもらうのは心苦しいですから、頑張ってあの手この手で食事を与えますが…まぁ苦行です。

 

 

そう言えば、うちは離乳食始めから必ず食事の前後に「おててをパチン!いただきます!(orごちそうさま)」と言っています。

 

いつか習慣づけばな〜って気持ちでやっていましたが、昨日、ついに娘ちゃんが自らおててを合わせてくれました!

最低1歳以降かな、なんて見通しだったので驚きです。

 

言葉は発せなくても、理解力は日々ついているのだな、と実感しました。

 

他にも嫌な時は、手で押し出して拒否するなど、感情に伴ったジェスチャーが色々とあらわれてきています。

 

どんどん人間らしくなって…。

 

定義上はまだまだ乳児なのですが、最近よく「赤ちゃんだった頃は出来なかったのにね〜。」と言ってしまう自分がいます。

 

乳児期の成長は本当に著しいですね!

 

もうすぐ立ちそうですし…。

また1ヶ月後は今を懐かしむのかもしれません。