男性保育士の育児日記

男性保育士による職場での出来事や、育児に関する事を書いた日記です。1年近く育児休暇を取った時の記録もあります。イラストは妻が描いています。

トイレトレーニング開始

昨日は暑かったですね。でも天気予報曰く最後の夏日だそうな。

今日からは秋らしくなっていくのでしょうね〜、ってもう10月だし当たり前と言えば当たり前ですね。

 

昨日は公園の芝生広場へお散歩に。

これまでまだあまり娘ちゃんを大地に降ろしてきていないので、芝生の上で遊んで貰おうと思いました。

 

日陰になっているところを探して娘ちゃんを放牧。

近くには2歳児クラスくらいの小規模保育園であろう子どもたちが遊んでいた為、芝生よりそちらに気を取られる娘ちゃん。

子どもたちも赤ちゃんがいると興味津々で、あっという間に取り囲まれてしまいました。

泣きはしないものの、流石に引いた様子の娘ちゃん。私に抱っこを求めて逃げていました。

私にも積極的に絡んでくる子どもたち。先生たちはヒヤヒヤしたろうな…すみません…。

久しぶりの子ども集団との関わりで思いがけず復職へのリハビリが出来たのでした。

 

 

タイトルの件ですが、実は一昨日からトイレトレーニングを開始しました。

 

娘ちゃんは現在生後10ヶ月です。

早くね!?と思われるでしょうね。はい、早いと思います。

でも育休中に読んでいた育児関連本で、ちょっと気になる内容がありました。

発展途上国の子はすぐにオムツが外れ、先進国の子ほどいつまでもオムツをしている」

というものです。

 

その背景として、途上国と先進国では赤ちゃんにかける金額に差があると。

先進国では紙オムツの利用が常態化しており、その便利さや普及しているからこそのコスパ的にも利用が多い。

しかし途上国においては紙オムツは高価なものであり、誰もが使える物では無く、布オムツが一般的である。

紙オムツにお金をかけられない為、親は早々にトイレトレーニングを始め、結果、先進国より途上国の方が子どもは早くオムツが不要になる、というものでした。

 

いくつかの書籍にて同様の記述が見られました。10年前くらいの書籍ではあったので最新の情報ではありませんが。

中国では1歳から、インドでは生後6ヶ月にはトイレトレーニングを始め、2歳までにはほぼ完全にオムツを卒業するそうです。

 

そういった情報を得て、出来るかどうか試してみたくなったのでした。

私の経験上でも、流石に諸外国とまではいきませんが、地方の中規模保育園で勤務していた時の方が、今の都心の大規模保育園の子に比べ、トイレトレーニングの開始は早かったです。

また、トイレ以外の生活習慣に関わることのスタートも、地方の方が早かったですね。

東京の保育園で働き始めた時に、この年齢クラスでまだこのことが出来ないのか!?と驚いた記憶があります。

 

基本的には、トイレもそれ以外でも何でも、子ども個人の能力に合わせて出来そうなタイミングで始めるってのがベストだと思います。

ですが、それらが関わる大人の努力次第で、無理なく始められて、無理なく進められるなら、早目にやってみてもいいのでは?と思います。生活習慣に関わる事は、遅かれ早かれ出来るようにならないといけない物ですからね。

 

と、言う訳で、本当は1歳になってからスタートとは思っていたのですが、それだと妻にほとんど任せてしまう事になるので、育休残り1ヶ月となった10月からスタートすることにしたのでした。

 

手始めに、おまるを用意しました。

用意したのはこちら

 

中身はこちら

東京都の育児応援事業で貰ったやつです。

洋式トイレに移行しやすいように「またがる」ではなく「座る」タイプだそうな。

なるほどね〜とは思いつつ、正直またがるタイプの方が良かったな…。

おうちでトイレ出来ていない子でも、保育園なら出来るって事が結構あるのですが、保育園のトイレは子どもがしやすいようにまたがるタイプなんですよね。まぁ仕方ない、貰い物だしな。

 

 

進め方としては、まずはウンチの時をターゲットにする事とします。

まだまだおしっこが出る自覚は無さそうな娘ちゃんですが、ウンチは気張るのでこちらが気づけますからね。保育園でもウンチの方が先にトイレで出来るようになったって話もよく聞くので。

 

気張りだしたら、サッと脱がせ、ここに座らせてみよう!ってことでスタート。

最近は日に2、3回ウンチをするのでチャンスはありそうです。

 

一昨日、早速気張った瞬間を見つけたので、サッと脱がして座らせてみました。

 

理想としては、そのまま気張り続けてくれて、ウンチが出たら一緒に見て「これがウンチだよー!出せてすごいね〜!」的な感じで、ウンチへの認識と、出すと褒められるという事を刷り込んでいこうと思っていたのですが…。

 

びっくりして目をパチクリさせる娘ちゃん。

気張る事よりも、目新しい機器に興味がわき、おまるを解体し始めました。

当然、ウンチはひっこんでしまいました。

 

 

焦りすぎましたね〜失敗失敗。

もっと低いハードルから始めないといけませんね。

 

という事で、まずはおまるに慣れてもらう事から始める事にしました。

 

おまるを身近に置いて、好きにいじってもらい、関心が薄れるのを待ちます。

他には、気張った時にオムツのまま座らせて、座りウンチが出来れば〜とは思いますが…ま、焦らず欲張らずにいきたいと思います。

 

ところで、最近はよくトイレトレーニングではなく、トイレットトレーニングっていう言い方を良く聞きます…なんでだろ?

どっちでもいいですけどね!